日本金属化学株式会社
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成分調整用母合金は、主にアルミニウム合金の製造工程で使用される添加剤です。
ベースとなる金属に、目的とする元素を高濃度で含有させた合金であり、これを少量添加することで、最終的なアルミニウム合金の成分組成を精密に調整することができます。
これにより、強度や耐食性、加工性といった合金の特性を向上させ、高品質なアルミニウム製品の製造に貢献します。
90%マグネシウム・10%アルミニウム母合金(成分調整用)。
溶湯に対して非常に高い歩留でマグネシウムを添加することができます。
また、コンパクトな形状のため、添加する際の作業性も優れており、保管場所のスペースも取りません。純Mgに比べ非常に扱い易いです。
溶湯中のマグネシウムを0.1%増加させるために必要な添加量は、溶湯100kgに対して約110gです。
亜共晶・共晶アルミニウム合金のストロンチウムによる改良処理用母合金です。長時間溶湯を保持しても組織改良の効果を維持させることが可能です。
溶湯を除さい・脱酸フラックス(N100~N400番台)で処理後、この母合金をフォスホライザー等で押し込み充分撹拌して下さい。
その後、乾燥窒素ガスまたは乾燥アルゴンガスによる脱水素処理を丁寧に行い、炉前テストで水素ガスの確認をして鋳込みを開始して下さい。
塩素系活性脱ガス剤を使用するとストロンチウム損失を招きますのでご注意下さい。Sr含有量10%。100g/本。
5%チタン・1%ボロン ワイヤーの亜共晶合金向けの初晶アルミ微細化剤です。
溶湯温度範囲:680℃~800℃使用量:溶湯重量に対して0.04~0.2wt%(溶湯100kgに対して40g~200g程度)
ワイヤーカット品(500mm/100g)なので、管理及び保管に適しており添加する際の作業性にも優れています。微細化持続時間は2時間以内です。