IA500 介在物画像解析(依頼試験)

IA500
特徴:

IA500 介在物画像解析

IA500介在物試験による、ろ過試験(PoDFA)を行った後、画像解析を行います。
画像解析を行う事により、総介在物量を定量して管理する事が可能となりました。
アルミニウム合金の品質管理・確認用途にご好評いただいております。

画像解析例
IA500例 上段・下段の画像
ろ過試験フィルター界面の画像です。
解析範囲内の介在物が青く表示されています。上が介在物の多いサンプル、下が清浄なサンプルです。

中段の画像
高倍率で撮影した画像です。
シリコン組織(緑)の中に介在物(青)が混在する様子が分かります。

新方式の画像解析
IA500新方式 新方式の解析方法では、次の2点が可能になります。

1. 画像内の任意の範囲を解析
左図のように、画像内の任意の範囲を解析可能です。 フィルター界面付近には存在しない浮遊酸化物の測定など、従来よりフレキシブルな測定が可能になります。
2. 介在物の粒度分析
粒度別に介在物量を解析可能です。不良の原因となる介在物について、より詳細に分析することができます。

豊富なデータベースとの照合
histogram AC4CH histogram ADC12
弊社で長年蓄積されたデータベースより、分析依頼いただいたサンプルの品質について、業界内での相対位置を把握できます。合金の調達先選定や、脱ガス処理の効果測定にお役立てください。

元素分析機能の追加
介在物試験に新機能が追加されました。
大気中で元素分析が簡易的に測定できるキーエンス製EA-300の導入により、サンプル中の介在物の元素分析結果を報告できるようになりました。 元素分析1 元素分析2

左図:上図の赤枠内を拡大し、元素分析した結果。分析したポイントごとに成分名と割合が表示されます。
異物の成分を特定することにより、酸化皮膜や酸化マグネシウムなどのチッピング不良を引き起こす原因の有無が確認可能になりました。
備考欄: 依頼試験を承ります。お気軽にお問い合わせください。
ろ過試験をご依頼の際は、1試料に付き3kg以上ご用意ください。5kg塊をご用意いただけると最適です。
また、製品等で試料をご用意いただく際には、試料に異物等の付着が無い事をご確認下さい。
特に砂型で鋳込んだ際の砂や、アルミ以外の金属部品等は、試験結果に影響しますので、ご注意ください。
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